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ハミルトン「40歳までにはF1を引退したいと願っている」

2021年06月15日(火)11:29 am

ルイス・ハミルトン(メルセデス)は、40歳に到達するまでにはF1を引退したいと思っているようだ。

昨年ミハエル・シューマッハに並ぶ通算7回目のF1タイトルを手にしたハミルトンだが、今年はメルセデスと2021年だけの単年契約しか結んでおらず、今シーズンを最後に引退する可能性もあるのではないかと噂されている。

だが、ハミルトンはこのほどイタリアの『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』に次のように語った。

「40歳になったらもうレースをしていないことを本当に望んでいるよ」

「やりたいと思っていることがまだたくさんあるから、それは難しいと思うんだ」とハミルトンは付け加えている。

裏を返せば、現在36歳のハミルトンは少なくともあと3年はF1を続ける意思があるということだろう。

一方、ハミルトンの母国であるイギリスの『Daily Mail(デイリー・メール)』によれば、ハミルトンはメルセデスに対して2022年も単年契約とし、年俸カットは受け入れる用意があるが、それはF1タイトルをとった場合のボーナスを倍増するという条件をチームがのんだ場合に限るとしているようだ。

しかし、ハミルトンは今のところはまだF1を楽しむことができていると『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』に次のように続けている。

「人生においてはいろいろな状況がすぐに変わるものだし、それで驚くこともあるよ」

「例えば、僕は今シーズンがこれほど楽しいものになるとは思っていなかったよ」

「僕は毎日、自分自身について新しい発見をしているよ」

ハミルトンはさらに、自分よりも若い世代のF1ドライバーたちが台頭してきているのを見るのは「うれしい」ことだと主張している。

「ランド・ノリス(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、そして、とりわけカルロス・サインツ(フェラーリ)だ。彼はフェラーリに来たばかりなのにすごくいいドライビングをしている。ルクレールと合わせれば、彼らはすごく強力なコンビだよ」

そう語ったハミルトンは次のように付け加えた。

「F1は安泰だよ。明るい未来がやってくると思うよ」

最後に、2021年のF1タイトル争いのライバルであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)について質問されたハミルトンは次のように答えている。

「僕たちはサーキットにいるときも、そうでないときも、お互いに尊重しあっているし、それは全く変わる必要のないことだよ」

「彼は素晴らしいドライバーだし、彼と戦うのはすごく楽しいよ」

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