F1アゼルバイジャンGP(バクー市街地)決勝レースを終えて、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)が11番グリッドから2位表彰台を獲得した。
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ベッテルは移籍してから初表彰台、アストンマーティンにとってはF1初表彰台となった。ベッテル自身は2020年F1トルコGP以来の表彰台だ。
また、アストンマーティンは1959年〜60年までわずか6グランプリに参戦し、これまでの最高位は6位だった。しかし、2021年にF1に復活してからわずか6グランプリで2位表彰台を獲得した。
ベッテルは今年最初の4戦でポイントを逃したものの、前戦モナコGPでは8番グリッドから5位、アゼルバイジャンGPでは11番グリッドから2位表彰台を獲得するなど、ストリートサーキットで元王者の強さを見せつけた。
■セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
スターティンググリッド:11番グリッド
決勝レース:2位
「2位は僕たち全員にとって大きな意味があるし、天にも昇る心地だよ。(11番グリッドから)表彰台に上がれるなんて思っていなかったけど、週末を通して大きな進歩を遂げ、クルマは力強いレースペースだった」
「昨日は(予選の赤旗で)チャレンジングだったけど、リラックスして自信を持ってレースに臨むことができた。このレースのポイントは、11番グリッドでタイヤを自由に選べるポジションからスタートできたことだ。つまり、新しいソフトタイヤを使ったことでスタートで2つ順位を上げられたんだ。さらに長く(18周)走ったことでユウキ(角田裕毅)をオーバーカットすることができた」
「それはレースの後半に向けての基盤となり、アドバンテージを得ることができた。クルマのフィーリングは良かったし、コース上のいろんな出来事や戦略と相まって、本当に特別な結果を得ることができたよ」
「シーズンスタートはすごく難しかったけど、昨年チームは好調だったし、僕らはかなり期待していたんだ。チームのみんなとお祝いするのが待ちきれないよ」