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「角田裕毅をイタリアで正しく導くことにした」とレッドブル首脳

2021年05月31日(月)22:32 pm

レッドブル首脳のヘルムート・マルコが、今年セカンドチームであるアルファタウリからF1デビューを飾った角田裕毅を現在済んでいるイギリスからチームの本部があるイタリアに転居させることを明らかにした。

レッドブルとアルファタウリのドライバープログラム責任者であるマルコが、角田の才能を高く評価しているのは確かだ。

しかし、デビュー戦となった今季のF1開幕戦バーレーンGPで8位入賞を遂げるという好スタートを切った角田だったが、その後は思うような結果が残せず、逆にコース上ではミスを犯し、無線ではかなり攻撃的な姿勢を見せることが目立つなど、周囲の受ける印象がどんどん悪化しつつあるのも確かだ。

こうした中、マルコはこれから21歳の角田に改めて教育を施していくことになると『motorsport-total.com』に次のように語った。

「我々は裕毅をイタリアに移すことにした」

「彼は今後フランツ・トスト(アルファタウリ/チーム代表)の個人的な監督の下に置かれることになる」

「フランツは、フィットネス活動としてのカートや、ファクトリーで行う技術的な作業、例えばデータを読むことなど、彼の日常業務を管理していくことになる」

「ここまでの彼の歩みは決してポジティブなものとは言えない。だが、失敗を重ねたことで自信を失っていたと言えるだろう。彼をイギリスからイタリアに移すことに決めたのはそのためだ」

「彼にはポテンシャルがあるが、それを正しい方向に持っていく必要があるんだ」

そう語ったマルコは次のように付け加えた。

「彼は集中し、学ぶ必要がある。F1は世界で最も厳しいモータースポーツであり、そこでの仕事や取り組み方は可能な限りプロフェッショナルな方法で行われなければならないということをね」

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