NEXT...F1開催スケジュール

最大15000人の観客動員を目指すF1フランスGP

2021年05月27日(木)18:15 pm

2021年のF1シーズンも新型コロナウイルス感染症covid-19の大きな影響を受けているが、来週末にバクーで開催される第6戦アゼルバイジャンGP(6月6日決勝)も無観客のもとで開催されることになると伝えられている。

しかし、すでにいくつかのグランプリでは、限定された人数ではあるものの、少しずつ観客がF1サーキットにも戻ってきつつある。

そして、3週連続開催が予定されている、第7戦フランスGP(6月20日決勝)、第8戦シュタイアーマルクGP(同27日決勝)、そして第9戦オーストリアGP(7月4日決勝)でも観客を迎え入れる準備が進められているようだ。

『Ouest-France(ウエスト・フランス)』によれば、フランスGPの舞台となるポール・リカール・サーキットでは「ヘルス・パス」と呼ばれる健康証明書の導入により、15000人の観客を迎え入れることが許可される見通しだという。

同紙は、F1観戦に必要となる健康証明を得るには、PCR検査もしくは抗原検査で陰性であったこと、あるいはcovid-19に罹患したものの完全に快復したことを証明する書類、あるいはワクチンの接種証明を提出する必要があるとしている。

また、オーストリアの『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』紙は、シュタイアーマルク州にあるレッドブルリンクで行われる2レースに関しては現在政府レベルでの協議が行われており、観客動員を許可するかどうかは今週の金曜日(28日)までに決定されることになると報じている。

レッドブルリンクではすでにチケットを販売しているが、現在オーストリアでは屋外でのスポーツイベントでの観客数は3000人を上限とすることになっており、実際にF1で何人の観客動員が認められるのかはまだ明らかとはなっていない。

さらに、最近の報道によれば6月からオーストリアでは英国発もしくは英国経由の飛行機の着陸を認めない方針であると伝えられており、実際にF1レースそのものの開催が実現できるかどうかも微妙な状況だと考えられている。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック