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「メルセデスもプレッシャーがかかればミスをする」とレッドブル首脳

2021年05月24日(月)17:43 pm

レッドブル首脳のヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)は、先週末に行われた2021年のF1第5戦モナコGPは最強F1チームであるメルセデスでさえプレッシャーを抱えるとミスを犯すことを示したものだったと考えている。

●【F1第5戦モナコGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

モンテカルロに設けられた市街地コースで行われた伝統の一戦ではレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝。そして9番グリッドスタートだったチームメートのセルジオ・ペレスも4位にまでばん回し、2人合わせて37ポイントをチームに持ち帰った。

ところが、メルセデスはバルテリ・ボッタスが予選3番手につけたものの、現チャンピオンのルイス・ハミルトンは7番手という意外な展開に。

さらに、決勝ではボッタスがピット作業時に右フロントタイヤがはずれないというトラブルに見舞われてリタイア。

ハミルトンはシャルル・ルクレール(フェラーリ)の脱落により実際には前から6番目のグリッドからスタートしたものの、ピット戦略で逆に順位を失い、決勝も7位で終えてしまった。

この結果、ドライバーズランキングはフェルスタッペンがハミルトンを抜いてトップに。さらに、コンストラクターズランキングもわずか1ポイント差ではあるものの、レッドブル・ホンダがメルセデスを抑えてトップに立っている。

マルコはモナコGP決勝で終始危なげない走りを見せたフェルスタッペンについて母国オーストリアの『Servus TV(セアヴスTV)』に次のように語った。

「マックスは異なるレベルの成熟度に達している」

「我々はさらに、ハミルトンがほとんど戦うこともできずにガスリー(アルファタウリ・ホンダ)の後ろに留まったことにも驚いたよ」

「プレッシャーがかかれば、メルセデスでもミスを犯すんだ」

そう述べたマルコは次のように付け加えている。

「今回の勝利によって、マックスのパフォーマンスはさらに自信に満ち、うまく制御されたものになるはずだよ」

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