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【フェラーリ】サインツ、初ポールを逃し「ガッカリしているし受け入れがたい」/F1モナコGP予選

2021年05月23日(日)9:58 am

F1第5戦モナコGP予選を終えて、初ポールポジション獲得のチャンスを逃したカルロス・サインツ(フェラーリ)は「イライラする」と認めた。

●【F1第5戦モナコGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

サインツはフリー走行では3回とも2番手で終えており、自身初のポールポジションを獲得する初めてのチャンスだったが、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がクラッシュしたことで最終アタックを中止せざるを得なくなった時、サインツは両手でステアリングを叩いて悔しさを隠そうとしなかった。

「正直、すごくガッカリしているよ。受け入れがたいし、消化できないよ。モナコでポールを獲れるチャンスなんてそうあるものではないしね」

「今日はすごくイライラするよ。週末を通してよくドライブできていて、予選でもすごく強かったんだ。クルマに自信があったし、とても強いペースだった」

「残念ながら、最後のアタックは準備ラップ中のトラフィックで少し妥協したんだ。そして赤旗が出てフライングラップを完了できなかった。ここモナコでポールを獲れる初めてのチャンスだったから、4番手という結果には本当にイライラするし、満足していないよ」

「明日はオーバーテイクが難しいけど、頑張ってチャンスを最大限に生かしていくさ。今日ここで戦うための強力なクルマを与えてくれたチームは素晴らしい仕事をしてくれたよ」

最終アタック中にクラッシュしてポールポジションを獲得したシャルル・ルクレール(フェラーリ)に対しては「彼に怒ることはできないよ。限界までプッシュしているとこうしたことは起こり得るからね」と理解を示した。

しかし、トラフィックに引っかかり予選をワンツーで終えられなかったことに対しては「ハッピーじゃない」と複雑な心境のようだ。

サインツはここまでの速さを考えると、「表彰台を獲得できる」と考えているようで、フェラーリ移籍5戦目にしてクルマから速さを引き出せたことで自信を持っており、決勝レースでの走りに期待が高まる。

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