北アメリカ大陸において10月下旬に2週連続で開催される予定となっているF1アメリカGPとF1メキシコGPは予定通り実施される可能性が高いと伝えられている。
オースティンのCOTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)で行われるアメリカGPは10月24日(日)に、そしてメキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットでのメキシコGPはその1週間後の同31日(日)に決勝が予定されている。
先日、同じ北アメリカ大陸に位置するモントリオールで6月に行われる予定だったカナダGPは2年連続でキャンセルされたことが発表されたが、こうしたことからアメリカやメキシコでのF1開催も危ぶまれるのではないかとの見方があるのも事実だ。
実際のところ、メキシコGPの舞台となるエルマノス・ロドリゲス・サーキットは現在も新型コロナウイルス感染者のための病院施設として利用されているという。
しかし、ドイツの『DPA通信』はメキシコGPの地元主催者が次のように語ったと報じている。
「すべての来場者に対し、間違いなくF1を開催する準備が整っていることを伝えたいと思っている」
『DPA通信』はさらに、F1関係者がアメリカやメキシコでのF1開催スケジュールには「何も変更はない」と語ったとも報じている。
ちなみに、現時点でのF1カレンダーでは、第18戦アメリカGP、第19戦メキシコGP、そして第20戦ブラジルGP(11月7日決勝)が3週連続で開催される予定となっている。そして、これらのレースは2020年にはすべてキャンセルされていた。