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【レッドブル】2025年以降ポルシェとのコラボも視野に

2021年04月27日(火)17:55 pm

ホンダが2021年限りでF1活動から撤退することを受け、レッドブルでは2022年以降は自分たちでエンジン製造を継続していくことを決定しており、『レッドブル・パワートレインズ』というF1エンジン部門を新たに設立している。

そして、レッドブルは最近、そのレッドブル・パワートレインズのテクニカルディレクターとしてこれまでメルセデスのエンジン部門で長年にわたって活躍してきたエンジニアのベン・ホッジキンソンを迎えることを発表した。

しかし、現在メルセデスとの契約下にあるホッジキンソンはすぐにレッドブルに合流することはできず、少なくとも2022年末までは“ガーデニング休暇”と呼ばれる待機状態に置かれるものと考えられている。

ホッジキンソンがレッドブル・パワートレインズで実際に業務を開始できるのは2023年からになりそうだが、レッドブル首脳のヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)は、ホッジキンソン獲得の大きな目的は2025年に導入される予定となっている新F1エンジンレギュレーションに対応するためだと示唆している。

「2025年に向けて自分たちでエンジンを製造することが我々の計画だ」

ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』にそう語ったマルコだが、もしも2025年からフォルクスワーゲングループの一員であるポルシェもしくはアウディがエンジンサプライヤーとしてF1に参入することになった場合にはその計画を見直すこともあるのかと尋ねられると次のように答えている。

「その場合には、協力し合うことが可能かどうかを検討することになるだろうね」

マルコによれば、レッドブルがファクトリーを構えるイギリスのミルトンキーンズではすでにレッドブル・パワートレインズのエンジン製造施設建設が急ピッチで進められているという。

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