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アロンソ「言い訳はできない。自分の力不足」

2021年04月20日(火)5:16 am

3年ぶりにF1復帰を果たしたフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)が、2021年シーズンのスタートには躓いたものの、これから調子を上げていってみせると語った。

●【F1第2戦エミリア・ロマーニャGP】決勝レースのタイム、周回数、ピット回数

2005年と2006年にルノーでF1チャンピオンとなったアロンソだが、39歳となった今、アルピーヌとして生まれ変わった古巣チームで再びF1に挑戦している。

しかし、開幕戦バーレーンGPをリタイアで終えていたアロンソは先週末にイモラ・サーキットで行われた第2戦エミリア・ロマーニャGPで10位となり、今季初ポイントを獲得している。

だが、予選ではチームメートである24歳のエステバン・オコンがQ3に進出を決めたものの、アロンソは15番手と後れをとってしまっていた。さらに、決勝で10位になったとは言え、これは7番手でチェッカーフラッグを受けていたキミ・ライコネン(アルファロメオ)がレース後にタイムペナルティを受けたことから繰り上がったことによるものだった。

現在の状況に関して質問を受けたアロンソは母国スペインのリポーターたちにイモラで次のように語った。

「僕は何度もチームを替え、カテゴリーを替えてきたけれど、そこには常に慣れるための期間がある。でもそれは決して言い訳にはできないし、これからも同じだよ」

「もっとよくなるはずさ」

「今週末は正しいレベルには達していなかったけれど、ポルティマオ(第3戦ポルトガルGP/5月2日決勝)ではそうなると思う」

しかし、実際のところ、アルピーヌの2021年型F1マシンの競争力がそれほど高くないのも事実だろう。それはアロンソも認めている。

「だけど、それを僕がうまくパフォーマンスを発揮できなかった言い訳にするわけにはいかないよ。僕の力が足りなかったんだ」

そう語ったアロンソは次のように続けている。

「次のレースにはもっと準備を整えなくてはならない。クルマに乗る時間が短かろうが、なかろうが、それは関係ないんだ」

「僕はバーレーンではクルマに自信を持てていなかったかもしれないし、ここ(イモラ)でもそうだった。そしてポルティマオでもそれは変わらないだろう。一夜にして100パーセントに届くことはできないよ。時間がかかるんだ」

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