F1エミリア・ロマーニャGP(イモラ、63周)の決勝レースが行われ、ホンダF1の田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のようにコメントした。
●【F1第2戦エミリア・ロマーニャGP】決勝レースのタイム、周回数、ピット回数
■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
「今日のエミリア・ロマーニャGPでレッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が、今シーズン初優勝を果たしました。
スタート前に降り出した雨の影響により、非常に難しい路面コンディションの中でアクシデントが多発し、赤旗中断などがあるトリッキーなレース展開でしたが、ドライバー、チーム、そしてHondaのメンバーそれぞれが着実な仕事をしたことで得られた勝利です。
懸命な開発によって競争力のあるPUを送り込んでくれたHRD-SakuraとHRD-UKのメンバー、そして素晴らしい車体を開発してきたレッドブル・レーシングに感謝の言葉を贈ります。
5番手スタートのスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手は、序盤のウエットタイヤでの走行で一時は大きくポジションを落としましたが、粘り強い走りで巻き返しを見せ、7位入賞を獲得してくれました。
レッドブル・レーシングのペレス選手、スクーデリア・アルファタウリの角田選手も、ともにいい走りを見せていましたが、残念なことに濡れた路面でスピンを喫し、完走を果たしたもののポイント圏外に終わりました。
まだ2戦を終えたところですが、いい戦いができていることをうれしく思っています。ここからも長いシーズンが続きますが、一戦一戦を大事に全力で前進を続けていきます。」