F1エミリア・ロマーニャGP(イモラ)予選を終え、ホンダF1は次のように振り返った。
●【F1第2戦エミリア・ロマーニャGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■ホンダF1:予選レポート
エミリア・ロマーニャGPの予選では、Hondaパワーユニット勢の3台がトップ5入り。レッドブル・レーシング・ホンダの2台はともにトップに0.1秒差以内と、僅差に迫りました。
好調なパフォーマンスを見せていたスクーデリア・アルファタウリ・ホンダでしたが、角田裕毅はQ1の序盤でクラッシュを喫し、タイムを記録できませんでした。
角田は、Q1最初のアタックのバリアンテ・アルタ(ターン14~15のシケイン)へオーバーステア気味に進入しましたが、リアが流れて後方からバリアへ衝突し、マシンは大破しました。これによりセッションは約10分間の赤旗中断となり、角田は最後方のグリッドが確定しました。
セッション再開後、残りのHondaパワーユニット勢3台は順当にQ2へ進出。さらに、3台ともにQ3へと歩みを進めます。Q2での使用タイヤにより、セルジオ・ペレスとピエール・ガスリーはソフトタイヤ、マックス・フェルスタッペンがミディアムタイヤで明日の決勝をスタートすることになります。
Q3では、ペレスが素晴らしいペースを見せ、レッドブル・レーシングの2台は1回目のアタックでトップに立ったルイス・ハミルトン(メルセデス)に対抗します。最終アタックで、ペレスはハミルトンとわずか0.035秒差で、自身初のフロントローとなる2番グリッドを獲得。フェルスタッペンは最初のシケインでミスがあったものの、首位と0.087秒差の3番手につけました。
ガスリーも好調な走りで、首位と0.379秒差、2列目までは0.050秒差の3列目5番手となりました。