新型コロナウイルスの影響により今年も開催が危ぶまれている2021年F1第7戦カナダGP(6月7日決勝)だが、開催地モントリオールの市長が開催実現に向けて努力を続けるつもりだと語った。
現在舞台となるジル・ビルヌーブ・サーキットがあるモントリオールでは新型コロナウイルス感染予防対策として厳密な隔離ルールを運用しており、それがF1開催にとって大きなネックとなると考えられている。
こうした中、モントリオール市長のバレリー・プラントは次のように語った。
「私たちにとってF1は大切なものです」
「ですから、すべてのパートナーにお伝えしたい重要なメッセージは、私たちがこのイベントに大きな関心を持っているということです。私たちは、予定通りの日程でそれが開催されることを望んでいます」
「まだ詳細は決まっていませんが、今年の夏にこのイベントを開催できるようにするため、ぜひ政府関係者にも加わって欲しいと思っています」
「今後数週間は厳しい状況が続くことになりますが、私たちはすでに夏に向けて、そしてモントリオールの観光の復活に向けた準備を進めています」
「夏の祭典の始まりを告げる伝統的なイベントがあるとすれば、それはF1です」
そう語ったプラント市長は次のように付け加えている。
「そのために、私たちはプロモーターであるフランソワ・デュモンティエ、そしてグランプリの運営に関わる彼のチームをサポートします」