2021年のF1第2戦エミリア・ロマーニャGP(4月18日決勝)も無観客レースとして開催されることが明らかとなった。
新型コロナウイルスのパンデミックにより大幅なカレンダー修正を余儀なくされた2020年には、当初開催予定がなかったイタリアのイモラ・サーキットがカレンダーに加えられ、エミリア・ロマーニャGPとして11月に第13戦として無観客レースとして開催された。
今年も新型コロナウイルス感染症covid-19の影響によりシーズン序盤の開催予定が見直され、再びイモラでレースが行われることになったものの、やはり今年も観客を迎え入れるのは困難な状況だ。
イモラ・サーキットが位置するエミリア・ロマーニャ地域の首長を務めるステファノ・ボナッチーニはイタリアのメディアに対して次のように語った。
「4月18日のグランプリは昨年11月のグランプリ同様に非公開で行われることになる」
しかし、ボナッチーニは、2020年と2021年に代替開催地としてF1を開催するチャンスを得たイモラが、2022年には正式にF1カレンダーに復帰し、観客を迎え入れてレースを開催できることを望んでいると次のように付け加えている。
「無観客でやるのはこれが最後になることを期待している。そうすればついにこの挑戦に勝利することになるだろう」