2021年F1開幕戦バーレーンGP(バーレーン・サヒールサーキット、56周)で今シーズン初レースが行われ、2番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)との激しいバトルを制して優勝した。
●【F1第1戦バーレーンGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
一方、3番グリッドからスタートして、3位フィニッシュを果たしたバルテリ・ボッタス(メルセデス)は、ピットストップで痛恨のミスがあり、10秒を失ってしまったことで戦線離脱となった。しかし終盤にはタイヤ交換をしてファステストラップを獲得、貴重な1ポイントを追加した。
ボッタスはレッドブル・ホンダから遅れているものの、メルセデスはライバルよりも多くのポイントを持ち帰り、選手権をリードして初戦を終えられたことをポジティブに考えているようだ。
「ピットストップで(タイヤ交換でミスがあって)多くの時間を失った。それさえなければ、レッドブルと接戦のレースだった。かなりペースが近かったけど、タイヤ交換で10秒を失ってしまったから、(ミスをしない)マックスとルイスを相手に、取り戻すことはできないタイムだった」
「個人的には満足のいくものではないけど、少なくともチームとしては、レッドブルよりも多くのポイントが取れた」
「最後にフレッシュタイヤに交換するためにピットインしてファステストラップを取りにいったのは正しい戦略だったから、おかげで1ポイント増えたよ」
「今日のクルマはより運転しやすく、昨日よりも良かったから、僕たちは前進し続けているよ。うまくいけば、さらに進歩することができるはずさ。」