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【ホンダF1】通算200回目の表彰台!フェルスタッペンが0.7秒差の2位/F1開幕戦バーレーンGP

2021年03月29日(月)6:43 am

2021年F1開幕戦バーレーンGP(バーレーン・サヒールサーキット、56周)で今シーズン初レースが行われ、2番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)との激しいバトルを制して優勝した。

●【F1第1戦バーレーンGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

開幕戦を終えたホンダF1のレースレポートを紹介しよう。

■ホンダF1:レースレポート
決勝レース:2位、5位、9位、17位

開幕戦バーレーンGPの決勝は、首位争いが最終ラップまで続く激しい戦いとなり、レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンが0.7秒差で2位フィニッシュを果たしました。これが、ホンダとしては通算200回目の表彰台登壇となります。

フェルスタッペンは前日の予選でポールポジションを獲得。一方でチームメートのセルジオ・ペレスは、フォーメーションラップ中にマシンの電源がシャットダウンし、ピットレーンスタートで最後尾から追い上げる展開となります。

さらに、オープニングラップでクラッシュが発生し、セーフティカー(SC)が出動しましたが、このSC明けのリスタートでスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、ダニエル・リカルド(マクラーレン)と接触し、フロントウイングを失うダメージを負いました。

これによってコース上にはバーチャルセーフティカーが導入され、ガスリーはその間にピットインしてウイングを交換。しかし、レース復帰後もダメージの影響に苦しみ、残り4周時点でリタイアとなりました。

ペレスも序盤でピットストップを行い、タイヤを交換。これによってさらに後方へと下がりますが、ここから追い上げを開始し、オーバーテイクを繰り返して順位を回復していきました。

フェルスタッペンは、首位を守りながらレースを進めましたが、2番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)が早めのピットストップを行う作戦を採ったため、リードを明け渡します。フェルスタッペンは17周目にピットインすると、2度目のスティントでも力強い走りで首位を追いかけます。

F1デビュー戦を迎えた角田裕毅は、スタートでややポジションを下げたものの、ターン1とターン4で見事なオーバーテイクを披露し、順位を取り戻していきます。15周目に最初のピットストップを行い、ミディアムタイヤからハードに交換。続いて33周目に2度目のタイヤ交換で、再びハードタイヤを装着しました。

フェルスタッペンは、残り17周となったところで2度目のストップを行い、ハードタイヤに交換。これより13ラップ早くピットインしていた首位のハミルトンを、8.8秒差で追撃します。残り4周で追いついたフェルスタッペンは、ターン4でオーバーテイクに成功。

しかし、コーナー出口で膨らんでしまい、コース外走行となったため、直後に順位を譲り、再度の追い上げを図ります。ファイナルラップでハミルトンの背後に迫ったフェルスタッペンでしたが、パスするには至らず、0.7秒差の2位でチェッカーフラッグを受けました。

ペレスは39周目に3度目となる最後のピットストップを行い、8番手でコースへ復帰。ミディアムタイヤを履いて好調なペースを見せ、ランス・ストロール(アストンマーティン)、リカルド、シャルル・ルクレール(フェラーリ)をオーバーテイクし、5位入賞を果たしました。

角田は最終ラップまで攻め続け、最終コーナーでストロールをオーバーテイク。9位入賞を手にして、デビュー戦でのポイント獲得を果たしました。日本人ドライバーがデビュー戦でポイント獲得を果たすのは史上初めて(※)となります。

第2戦は、イタリア・イモラでのエミリア・ロマーニャGPで、4月18日(日)に決勝レースが行われます。

※日本人ドライバーのデビュー戦最高位は、中嶋悟氏、中野信治氏の7位(当時は6位までがポイント対象)

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