レッドブル首脳のヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)は、向上したホンダF1エンジンによって2021年シーズンにはいい形で臨むことができると考えている。
いよいよ今週末に今季のF1開幕戦バーレーンGP(28日決勝)が行われるが、下馬評ではレッドブル・ホンダがメルセデスよりもいい状態にあると考えられている。
マルコも今シーズンは自分たちと現チャンピオンチームであるメルセデスとの一騎打ちになるのは間違いないだろうと考えている。
「ほかのチームたちとは大きな差がある」
「そしてメルセデスがテストで燃料をたくさん搭載するとともにフルパワーを使っていなかったことも分かっている」
「だから、現時点において我々が正確にどういう位置にいるのかは分からない」
「予選でそれが分かることになるだろう」
バーレーンで行われた2021年F1プレシーズンテストに言及しながらオーストリアの『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』紙にそう語ったマルコだが、今年のホンダF1エンジンにより自分たちのチャンスも広がるはずだと次のように付け加えている。
「今回ほどよいテストセッションはこれまで一度もなかった。彼ら(ホンダ)は馬力もいくらか向上させているよ」