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2021年に3番手につけるF1チームはフェラーリ?マクラーレン?

2021年03月22日(月)18:35 pm

いよいよ今週末に行われるバーレーンGP(28日決勝)で2021年のF1シーズンが開幕を迎える。F1公式サイトでは、現時点での力関係はレッドブル・ホンダがトップ、2番手に現チャンピオンチームであるメルセデスが続いていると分析している。

F1公式サイトは、そのトップ2に続いて3番手にマクラーレン、4番手にアルピーヌ、5番手にフェラーリを位置づけている。確かに、今年はシャルル・ルクレールとカルロス・サインツのコンビで戦うことになるフェラーリだが、バーレーンで行われたプレシーズンテストではそれほどのパフォーマンスを示すことなく終わっていた。

だが、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、フェラーリは本当の実力を隠しているに違いないと考えているようだ。

「僕はフェラーリがあまり多くを見せず、隠しているのだと思っている」

スペインの『Marca(マルカ)』にそう語ったガスリーは次のように付け加えた。

「昨年と比べれば、彼らは明らかによくなっていると思うよ」

実際のところ、2020年はエンジンパワー不足に苦しんだフェラーリだが、今年投入した新エンジンは昨年のものよりも最大50馬力ほど改善されたようだと言われている。

「テストの後でシャルルと話をしたし、いくつかメッセージも交換したんだ」

そう明かしたガスリーは次のように続けた。

「話はしたけれど、あまり深くはなかったし、僕は何かヒントを得ようとしていたんだ。僕たちはお互いに接近していると思うよ」

「彼らが僕たちより強いのかどうかは分からない。だけど、彼らが前進を果たしたのは間違いないよ」

しかし、レッドブルのヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)は、今年のフェラーリが3番手争いをするのは難しいだろうと考えている。

「フェラーリのエンジンはよくなった。だが、私は彼らがメルセデスとレッドブルの間で走るだろうとは思っていないよ」

「その可能性があるのはマクラーレンだと見ている」

そう語ったマルコは次のように付け加えた。

「もちろん、彼らがテストでどれくらい燃料を使っていたのかは分からないし、そこが重要だ。しかし、彼らには信頼性があるし、砂嵐や気温の問題があったにもかかわらず、彼らは常にトップに近いところを走っていたよ」

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