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【ホンダF1】2チーム合計250周を走破、PUにとって貴重なデータを収集

2021年03月13日(土)9:18 am

F1開幕の舞台バーレーンで開催されているF1プレシーズンテスト初日が終了した。風が強く砂がサーキットを覆ってしまう難しい中での走行となった。F1ラストイヤーのホンダは初日を次のように振り返った。

●【F1テスト初日タイム表】砂嵐の中レッドブル・ホンダのフェルスタッペンがトップ!王者メルセデスに異変?最少の48周

■ホンダF1:初日レポート

現地時間10時に4時間の午前セッションが開始し、レッドブルはマックス・フェルスタッペン、アルファタウリはピエール・ガスリーが走行を担当。2021年型マシンで初の公式走行となりましたが、ガスリーは精力的に周回を重ね、トータル74周を走行しました。

走行時間のほとんどが、空力データの収集とシステムチェックに費やされましたが、ガスリーは午前のセッションでの最多周回をマーク。C3タイヤで記録したタイムが自己ベストラップとなり、トップから0.028秒差の2番手で走行を終えました。

フェルスタッペンは、午前で60周を走行してトップから0.042秒差につけると、午後はさらに精力的に走行し、全体で最多の139周まで周回数を伸ばしました。また、C3タイヤでベストラップを刻み、この日の最速タイムをマークしました。

■午後は角田裕毅が登場も砂嵐が発生

午後のセッション前半では砂嵐が発生。路面のグリップが著しく低下し、特に走行ラインを外すと厳しいコンディションでしたが、日が暮れていくと同時に状況がやや改善し、照明が灯る頃にフェルスタッペンが最速タイムを記録しました。

アルファタウリは、午後のセッションを角田裕毅が担当。難しいコンディションの中ではあったものの、ガスリーに迫るタイムを記録するなど、印象的な走りを披露しました。燃料システムの問題を調査するために早めに走行を切り上げたものの、チームとしては合計111周を走破し、PUにとっても貴重なデータを収集することができました。

明日の土曜日は天候の改善が見込まれており、レッドブルはセルジオ・ペレスが走行を担当。アルファタウリは本日と同様に2人のドライバーが走行する予定です。

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