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【フェラーリ】今季はレース現場より2022年型マシン開発に集中するとチーム代表

2021年03月01日(月)18:36 pm

フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットが、2021年シーズンには自分がレース現場にいないことが増えるだろうと認めた。

ビノットは2020年シーズン終盤のいくつかのレースでもスポーティングディレクターのローラン・メキーに現場の指揮を任せ、自分はイタリアのマラネロにあるフェラーリファクトリーでの業務に携わっていたことがある。

ビノットは、2021年シーズンも同じようなことが増えるだろうと次のように語った。

「もちろん、パフォーマンスを評価し、すべてが計画通り順調に進むようにするため、最初の段階では私もそこ(レース現場)にいるつもりだ」

「だが、どこかの時点で私は2022年のプロジェクトにより集中するためにマラネロに留まることになるだろう」

ビノットは、フェラーリでは昨年不振に陥ったマシンを改善するために懸命に取り組んできたものの、現時点で最も集中しているのは全く新たな技術レギュレーションが導入される2022年仕様マシンの開発だと認め、次のように続けた。

「シミュレーションの結果によれば、今年はパワートレインや空力が再び昨年のような大きな問題を抱えることはないだろうと予想している」

「我々のマシンは昨年よりもよくなっていると思っている。しかし、我々は現実的でなくてはならない。昨年は最速マシンたちとのギャップが非常に大きかったし、それをひとつの冬だけで縮めることはできないよ」

「今シーズンには、我々はすでに2022年型マシンの開発に焦点を合わせているんだ。それが我々の主要な仕事になる」

そう述べたビノットは、2021年シーズンのフェラーリが表彰台の中央に立つ可能性は小さいだろうと次のように付け加えている。

「私としては、勝とうとする意志は大事だと思う。だからといって勝てるとは限らない。それに関しては現実的でなくてはならない」

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