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【マクラーレン】メルセデスF1エンジンに不安はない

2021年02月16日(火)19:46 pm

マクラーレンが、2021年から搭載するメルセデスF1エンジンに関しては何も心配していないと主張した。

最近、メルセデスの2021年仕様F1エンジンにはいくつかの問題があることが明らかとなった。

だが、メルセデスのF1エンジン責任者であるハイウェル・トーマスは、「それらの問題全てを修復するために実行できる計画はたくさんある」と語り、次のように付け加えている。

「最初のレースまでには準備万端となるはずだよ」

ライバルチームに先駆けて15日(月)に2021年型F1マシンを発表したマクラーレンは、今年からルノーエンジンに替えてメルセデスエンジンを搭載している。

昨年はルノーエンジンを搭載したマシンでコンストラクターズランキング3位にまで復調したマクラーレンだが、今年から搭載するメルセデスエンジンが問題を抱えているとなれば当然ながら2021年シーズンに向けて不安を抱えることになるだろう。

だが、マクラーレンのテクニカルディレクターを務めるジェームズ・キーは、自分たちが行ったテストではメルセデスエンジンには何の問題もなかったとロシアの『Championat(カンピオナ)』に次のように語った。

「ダイナミックベンチでのフルテストを実施したが、何も問題はなかったよ」

「メルセデスは、おそらく何か問題があればその質問にもっと詳しく答えてくれると思うが、我々のところでは何もなかった」

一方、メディア関係者の中には15日に発表されたマクラーレンの2021年型マシンにエンジンサプライヤーであるメルセデスの名前が何も描かれていないことに疑問を抱いた者もいたようだ。

その理由を尋ねられたチーム代表のアンドレアス・ザイドルは、それは単に「自分たちのことに集中しているため」だと答えたものの、メルセデスからはエンジンに関してフルサポートを受けられるのは確実だと主張している。

一方、今季ルノーからマクラーレンに移籍したダニエル・リカルドだが、15日にその契約が2023年までの3年間に及ぶものであることを明らかにしている。

2022年には新たな技術レギュレーションが導入されF1マシンが大きく変化することになるが、リカルドはそれがマクラーレンにとって大きなチャンスとなるはずだと考えているようだ。

ザイドルも次のように付け加えた。

「明確な目標は、できるだけ早く我々の焦点を2022年に移すことだ」

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