マクラーレンが2021年のF1シーズンを戦う新車『MCL35M』を発表した。『MCL35M』のカラーリングは昨年ランキング3位を獲得したMCL35に似ていて、マクラーレン・パパイヤオレンジとブルーの配色となっている。
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テクニカル・レギュレーションが大きく変わらない今年は、技術的には2020年モデルMCL35のアップデートバージョンとなっているが、一番大きな変化はパワーユニットだろう。これまでマクラーレンはルノーを搭載していたが、2014年以来となるメルセデスへスイッチした。パワーユニットメーカーを変更した唯一のチームがマクラーレンだ。
2021年の新車を発表した最初のF1チームとなったマクラーレンのドライバーラインナップは、複数年契約を結んでルノーから移籍してきた31歳のダニエル・リカルドと、同チームでF1デビューをして3シーズン目となる21歳のランド・ノリスという新しいラインナップで2021年シーズンに臨むことになる。
リカルドとノリスは明日シルバーストーンで行うフィルミングデーでMCL35Mのシェイクダウンを行う。その後、3月12日から3日間、バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催される公式テストで本格的な走行をした後、3月28日のF1開幕戦バーレーンGPに臨む。