シャルル・ルクレール(フェラーリ)が、ある種の傲慢さが彼の人格に忍び込み始めているという指摘に対して反論を行った。
ルクレールに対して批判的な者たちの中には、2019年と2020年のチームメートだった4度F1王者となった実績を持つセバスチャン・ベッテルが苦戦している間に、23歳のルクレールはフェラーリの事実上のナンバー1となったことでだんだん傲慢になってきていると考えている者もいるようだ。
こうした声に対し、モナコ出身ドライバーであるルクレールは『Sky Italia(スカイ・イタリア)』に次のように反論した。
「この批判は、他のことを言われるよりも僕にとってはショックだよ。なぜなら、自分が何も変わっていないことは僕自身がよく知っているからね」
ルクレールは、外部の者たちは自分が以前よりもあまりいろんな話をしなくなったことに気付いたのかもしれないが、それは単に周囲が自分のことをフェラーリのスターとして以前とは違う目で見ているためだと次のように続けた。
「確かに、いくつかのことに関してははっきり言わないよう変わったよ。だけど、それは傲慢だからじゃないよ。僕はそういうふうに変わったわけじゃない」
ルクレールは、自分の地位がどう変わろうとそのことで自分自身が変わってはならないとF1キャリアの序盤からアドバイスを受けていたのだと明かし、次のように続けている。
「僕のキャリアは全てのことがかなりのスピードで正しい方向に進んできた。だけど僕はいつもそのアドバイスを心の奥底にしまっていたんだ」
「だから、傲慢という言葉にはかなり困惑してしまうよ」