マクラーレン・レーシングCEOのザック・ブラウンが、2025年以降のF1エンジンがどういうものになるのか現時点では全く分からない状態だと語った。
ブラウンのコメントは、F1が「持続可能な燃料を使用したハイブリッドエンジンに向けた明確な道筋を作ろうとしているところであり、これはスポーツだけでなく自動車部門にとっても重要な意味を持つものとなるだろう」と発表したことを受けてのものだ。
だが、ブラウンに言わせれば、2025年以降に導入される予定となっている新F1エンジンレギュレーションがどんなものになるのかについては不透明な状況が続いているようだ。
「全員がまだ議論しているところだと思う」
中国の『新華社通信』にそう語ったブラウンは次のように続けている。
「電動化されるのだろうか? ハイブリッドの形式をとるのだろうか? はたまた水素になるのだろうか? 私が安心しているのは世界がどちらに向かおうが、F1は発展し続けるだろうということだ」
「F1が10年後には時代後れになっているとは思わない。F1は常に時代とともに動いているからね」