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【F1】2021年シーズン中に“スプリントレース”の試験導入を検討

2021年02月08日(月)17:49 pm

F1が2021年シーズン中に“スプリントレース”を試験的に実施することを検討しているようだ。

昨年、F1オーナーのリバティ・メディアはF1レースをもっと面白いものにするためにリバースグリッドなどの導入も含めたレースフォーマットの見直しを提案したが、これに対してはF1チームたちの猛反対にあっていた。

そしてこのほど、チェイス・キャリーに代わって今年1月からF1最高責任者となったステファノ・ドメニカリが、リバースグリッドを導入するつもりはないことを明らかにしている。

「その件はもう終わったよ。それが私に言えることだ」

「もっと魅力的で面白いものにするための新たなアイディアを考えることは大切だ。だが、レースへの伝統的な取り組み方を失ってはならない」

「予選方式を変えたときにいつもそのことを学んできたと思っている」

2014年シーズン序盤までフェラーリのチーム代表を務めていたドメニカリはそう語ると次のように続けた。

「我々が研究しているのは、土曜日にいわゆるスプリントレースのような取り組みができないかということだ。今年中にテストができないかを考えているところだ」

「チームたちとの話し合いも行われているよ」

スプリントレースとは本来の決勝レースよりも少ない周回数でレースを行うものであり、通常このレース結果で翌日に行われる決勝のスターティンググリッドが決まることになる。

今シーズン中に試験的導入する可能性を示唆したドメニカリだが、スプリントレースのスターティンググリッドをどのように決定するのか、あるいはスプリントレースでもポイントを付与するのかなど課題は非常に多いと考えられており、たとえ試験導入とは言えクリアしなければならない問題は少なくないだろう。

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