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「息子はフェラーリでルクレールとうまくやれる」とカルロス・サインツsnr.

2021年01月12日(火)18:22 pm

今季マクラーレンからフェラーリへ移籍したカルロス・サインツの父親が、息子はチームメートのシャルル・ルクレールとうまくやっていけるはずだと語った。

かつてはレッドブルの育成ドライバーだったサインツだが、2017年シーズン中盤にルノーへ移籍するとそのまま2018年もルノーに所属。そして2019年にはレッドブルとの契約を破棄してマクラーレンへ移籍していた。

その26歳のサインツはセバスチャン・ベッテル(アストンマーティンへ移籍)の後任として2021年からはフェラーリで走ることになっている。

だが、フェラーリでは23歳のルクレールが事実上ナンバー1ドライバーとして扱われることになるのは確かであり、サインツはナンバー2の立場に置かれることになると考えている者が多いのは事実だ。

しかし、フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、チーム内にはナンバー1やナンバー2という序列はなく、2人のドライバーは公平に処遇されることになると主張している。

そして、かつて世界最高峰のラリー選手権であるWRCで2度チャンピオンに輝いた実績を持つカルロス・サインツsnr.も、自分と同じ名前を持つ息子がフェラーリのナンバー2ドライバーになるとは考えていないようだ。

2021年もダカールラリーに出走している58歳のサインツsnr.はイタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に次のように語った。

「私たちは毎日話をしているよ」

「カルロスが私を誇りに思っているように、私も彼のF1でのパフォーマンスを誇りに思っている。彼は今や私よりもずっと有名になったよ。今の私は、新たなフェラーリドライバーの父親というわけだ」

「彼がフェラーリと契約したと聞いた時にはパーティーを開いたんだ。私たちは平素からそういうことをしているわけではないが、私の息子は幸福の絶頂にあったよ。私には彼がやる気に満ち、新たな挑戦への覚悟ができているのが分かった」

サインツsnr.は、自分の息子は4度F1王者となった実績を持つベッテルを苦しめたルクレールともフェラーリで対等にやっていけるはずだと考えている。

「カルロスとシャルルは2人とも若く、才能があり、非常に速く、賢いレーサーだ」

そう語ったサインツsnr.は次のように付け加えた。

「彼らは一緒に仕事に取り組み、チームの進歩を助けていくだろう。彼らが素晴らしい関係を築くことを私は確信しているよ」

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