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キミ・ライコネン「新型コロナの影響はあまり感じていない」

2021年01月12日(火)6:29 am

キミ・ライコネン(アルファロメオ)が、自分のF1生活にとって新型コロナウイルスによる影響はそれほど大きいものではないと語った。

メディア嫌いという定評もあるライコネンだが、新型コロナウイルス拡大防止策としてF1パドックに入ることができるジャーナリストが少なくなったことをうれしく思っているのではないかと『as-web.jp』から尋ねられたライコネンは次のように答えている。

「それは知らなかったよ」

「僕の仕事量は減っていないんだ。以前は直接メディアに話していたけれど、今はコンピューターを使って彼らと話をしているよ」

「僕は30分間座って質問に答えている。だから、そういう意味では何も変わっていないよ」

「レース週末もかなり変わってきていると言われてきたけれど、僕は全然そういうふうには感じていなかった。僕はいつもホテルからサーキットへ行き、またホテルへ戻っていたからね」

「外出して食事をするのが好きな者たちにとっては、それが制限されるのは厳しかったかもしれないね。だけど僕は以前と全く同じことをしていたよ」

一方、41歳の現役最年長F1ドライバーであるライコネンに関しては2020年限りで引退するのではないかとの推測も行われていた。2007年のF1チャンピオンであるライコネンにとって常に下位に沈むアルファロメオでのレースを苦痛に感じている部分も多いはずだと考えられていたためだ。

そのライコネンが2021年もアルファロメオで現役を継続することを決めたと報じられたときには、そのニュースに驚いた者も少なくなかったようだ。

「僕はそのニュースがどういうふうに受け止められるのかなんて気にしていなかったし、実際にどれほど驚かれたのかは分からないよ」

“アイスマン”との愛称を持つフィンランド出身のライコネンはそう語ると次のように付け加えた。

「僕にとっては、みんながそれぞれ自分の好きに考えてもらってかまわないよ」

「僕には方向性を変えるべき大きな理由はなかったんだ。この契約の背後に大きなドラマなんてなかったよ」

ともあれ、今年の10月には42歳となるライコネンは、自身が持つ歴代最多F1出走記録をさらに伸ばし続けることになる。

「それは単なる数字にしか過ぎないよ」

そう語ったライコネンだが、2022年もF1を続けるかどうかはまだ分からないと次のように付け加えた。

「まだ何も決めてはいないよ。どうなるか様子を見ていこう」

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