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INEOSがハミルトンの報酬を補填との報道

2021年01月09日(土)5:28 am

難航していると伝えられているメルセデスF1チームとルイス・ハミルトンの新契約締結に進展が見られることになるかもしれない。

2020年にミハエル・シューマッハのF1歴代最多ドライバーズタイトル記録に並ぶ通算7回目のタイトル獲得に成功したハミルトンだが、メルセデスのワークスF1チームとの契約は2020年いっぱいで切れており、現時点ではどのチームにも所属していない状態となっている。

うわさでは、ハミルトンが要求している報酬額とメルセデスが提示している条件がかなり乖離しているのが交渉が行き詰まっている原因だと言われている。

具体的な金額や条件などについてはさまざまな説があり、どれが真実なのかは分からない。だが、7度F1王座に就いたハミルトンがそれにふさわしい金額を要求する中、メルセデスの親会社であり、チームの株式33.3パーセントを所有するダイムラーは現在ウィリアムズで戦っているメルセデス所属の若手ドライバー、ジョージ・ラッセルの起用もちらつかせながらハミルトンをけん制していると言われている。

しかし、メルセデスF1チームのある内部関係者がそうしたうわさは「全くのでっち上げだ」と語ったと報じられるともに、チームの広報担当は2021年のドライバーラインアップに関しては「心配する理由がない」と主張している。

実際のところ、ハミルトンの報酬問題が解決される見通しが出てきたようだとの報道も行われている。

イタリアの『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』によれば、ダイムラーやトト・ヴォルフ(メルセデス/チーム代表)と同じくチームの株式33.3パーセントを保有することになった世界的化学企業INEOS(イネオス)が、メルセデスの提示条件とハミルトンの希望条件の差を埋め合わせる動きに出たようだ。

『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』は、その代わりとして今月7日(木)に36歳になったばかりのハミルトンは今後開催されるイネオスのマーケティングキャンペーンに何度か姿を見せることになるだろうとしている。

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