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「ミック・シューマッハはハースで2年走ることが重要だ」とフェラーリのボス

2020年12月22日(火)5:16 am

2021年にF1デビューを果たすことになったミック・シューマッハだが、少なくとも2022年まではハースで走ることが計画されているようだ。

7回F1王者となったミハエル・シューマッハの息子である21歳のミックを契約下に置くフェラーリのマッティア・ビノット(チーム代表)は次のように語った。

「彼にとって最初はかなり大変だろうと私は思っている」

「彼がこれまでに走ってきたF2やF3を見れば、彼にとっては最初の年ではなく2年目がベストシーズンだったのが分かるはずだ」

シューマッハ同様フェラーリのアカデミーに所属していたシャルル・ルクレールは2018年にザウバー(現アルファロメオ)でデビューしたが、翌2019年にはフェラーリに引き上げられたという実績もある。

だが、フェラーリではルクレールとすでに2024年までの契約を結んでおり、来季マクラーレンから移籍してくるカルロス・サインツとも2022年までの2年契約を結んだと伝えられており、そうした観点からもシューマッハが2022年にフェラーリへ昇格できる可能性は大きくはないだろう。

しかし、ビノットはシューマッハのハースでのパフォーマンス次第では2023年以降フェラーリに引き上げる可能性はあると示唆している。

「ミックは1年目に学んだことを2年目に生かすことができると思う。とりわけ、2年目の後半には彼はすごく強くなるからね」

「だからこそ、彼にとってはあそこ(ハース)に2年いることが重要なんだ」

そう語ったビノットは次のように付け加えた。

「フェラーリのアカデミーは単にF1ドライバーを養成するために作られたわけじゃない。それが作られたのはフェラーリで走るF1ドライバーを養成するためだったんだ」

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