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2021年のF1も新型コロナの影響を受けるのは間違いないとFIA首脳

2020年12月15日(火)11:26 am

新型コロナウイルスのパンデミックにより大幅なカレンダー修正を余儀なくされた2020年のF1だが、全17レースに縮小されたシーズンがついに先週末アブダビで幕を閉じた。

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F1はすでに全23戦で構成された2021年の暫定カレンダーを発表している。だが、新型コロナウイルス感染症であるcovid-19が終息を迎える兆しは全く見えていない中、来年計画通りにF1グランプリを開催できるのかどうかはまだ予断を許さない状況だ。

2021年にアルピーヌと名前を変える古巣ルノーで3年ぶりにF1復帰を果たすフェルナンド・アロンソは、2020年シーズンを振り返りながらアブダビで次のように語った。

「概して、2020年はひどいシーズンだった」

「今年を懐かしく思い出す者など誰もいないと思うよ」

こうした中、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)も2021年には通常のシーズンを迎えられることを願うしかない状況だ。

かつてプジョーのスポーツ責任者を務め、2019年7月からFIAのスポーツ部門を統括するオペレーションズディレクター職にあるブルーノ・ファマンは2021年もcovid-19の影響を受けるのは間違いないだろうと考えている。

「もちろん、2021年も制約を受けることになるだろう。残念ながら、パンデミックはまだ進行中だからね」

「(グランプリの)現場で制約を受けるかもしれないし、あるいは特定の国においては入国が認められないかもしれない。隔離も非常に大きな問題となるだろう」

「だが、まだ多くの不確定要素はあるものの、正しい方向へと進みつつあるのは確かだ」

テレビ局『RTBF』にそう語ったファマンは次のように付け加えた。

「うまくやり続けられるようにしなくてはならないし、可能な限り通常の選手権とするために必要な手段を講じなければならない。だが、時間がたたなければ分からない」

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