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【FP3レポート】トップはフェルスタッペン、アルボンは0.5秒差の2番手。レッドブル・ホンダは1-2で今季最後の予選へ/F1アブダビGP

2020年12月12日(土)21:03 pm

最終戦となるF1第17戦アブダビGP(ヤス・マリーナ・サーキット)のフリー走行3回目が行われた。

●【FP3結果】F1第17戦アブダビGP フリー走行3回目のタイム差、周回数

トップはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、2番手はアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)、3番手はダニエル・リカルド(ルノー)だった。

他のホンダF1勢は、ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)が11番手、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が13番手だった。

セッションのほとんどでトップだったフェルスタッペンは、6周走行した中古のソフトタイヤで1分36.251秒を記録。

一方、フェルスタッペンに少しでも近づきたい崖っぷちのアルボンは、セッション終了間際に2番手に飛び込んできたが、そのタイム差は0.501秒と大きかった。

来季からアルピーヌへと名前を変えるルノーF1チームは、F1最後のプラクティスをダニエル・リカルド(ルノー)が3番手、エステバン・オコン(ルノー)はチームメートから0.022秒と僅差の4番手で終えて予選へ臨む。

オコンと0.095秒差の5番手にはランド・ノリス(マクラーレン)。6番手以下には新型コロナウイルス感染から復活したルイス・ハミルトン(メルセデス)、前戦3位のランス・ストロール(レーシングポイント)、来季からフェラーリへ移籍するカルロス・サインツ(マクラーレン)、やや自信を失っているようにも見えるバルテリ・ボッタス(メルセデス)が9番手と続く。

10番手には、前戦で念願のF1初優勝を果たしたセルジオ・ペレス(レーシングポイント)が入った。ここまでがトップのフェルスタッペンから1秒以内だ。しかし、そのペレスはパワーユニットの交換のため15グリッド降格ペナルティを科せられており、後方からのスタートとなる。

F1に残れるかどうかの崖っぷちにいるダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)は11番手で、13番手のピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)に0.105秒勝った。クビアトはここにきて、今年は初優勝も経験して一皮むけたガスリーよりパフォーマンスを上げている。

12番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。これがフェラーリ最後のプラクティスだったセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)はチームメートから0.458秒遅れて14番手だった。

木曜日はメルセデスのウェアを着ていて、金曜日はMGU-Kのトラブルが発生していたジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)は15番手。チームメートのニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)は0.879秒差の19番手だった。

アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)は16番手、最年長キミ・ライコネン(アルファロメオ)はチームメートから0.369秒差の17番手だった。

ハースF1で最後のプラクティスを終えたケビン・マグヌッセン(ハース)は18番手。ハースF1のボス、ギュンター・シュタイナーからは希望していたステアリングをプレゼントされている。

一方、ロマン・グロージャン(ハース)は火傷の治療に専念するため欠場しており、代役のピエトロ・フィッティパルディ(ハース)は、先輩マグヌッセンから0.702秒差の20番手で終えている。

次はいよいよ今季最後の予選だ。これがF1最後の予選の者、チームとは最後の予選の者、来季の契約のために予選で存在感を示したい者、来季に向けて気持ち良い予選で締めくくりたい者・・・。新型コロナウイルスの影響により半年で17戦という過密スケジュールで行われた異例の2020年最後の予選に向けて、各々の思いを抱きながら今季最後の最速ラップに集中力を高めていくことになる。

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