最終戦となるF1第17戦アブダビGP(ヤス・マリーナ・サーキット)のフリー走行2回目が行われ、トップはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)だった。
●【FP2結果】F1第17戦アブダビGP フリー走行2回目のタイム差、周回数
他のホンダF1勢は、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)が4番手、ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)が11番手、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が13番手だった。
F1タイヤを独占供給しているピレリは、タイヤウォールが黒いタイヤを1セット提供し、最低8周の走行を義務づけた。現行タイヤよりやや硬そうにも見える。
FP1で燃料ポンプのトラブルによりコース脇にマシンを止めていたダニエル・リカルド(ルノー)も走行。
そしてFP1でミック・シューマッハが走っていたマシンにはケビン・マグヌッセン(ハース)が戻って走行した。
ハミルトンはステアリングを2回交換するトラブルに見舞われた。バルテリ・ボッタス(メルセデス)はアクセルペダルに不具合を訴えていた。
セッション後半に陽が落ちると、ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)のマシンから白煙が出てピットイン。MGU-Kに問題が発生したようで、ウィリアムズのスタッフは高圧電流で危険な状態のためマシンから離れていたが、ほどなくしてゴム手袋をはめて作業を開始した。
その直後にはキミ・ライコネン(アルファロメオ)のマシンから火が出て赤旗中断となった。ライコネン自ら消火活動を行い炎は消えたものの、エンジンカウル内からは白煙が出続けていた。
残り6分でセッション再開。ハミルトンはガレージから出て行くもののピットレーン上で「ギアが入らない」と訴え、ピットレーン出口にマシンを止めた。