最終戦となるF1第17戦アブダビGPを前に、ホンダF1の田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のようにコメントした。
■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
「今週末は、いよいよ2020年シーズンの最後となる第17戦アブダビGPが開催されます。
今年のシリーズはコロナウイルスの影響を受け開幕が遅れたことに加え、開催できるサーキットにも限りがあり、7月から12月中旬までの短い期間で多くの連戦を含む全17戦が行われることとなりました。
開幕戦からここまで、アッと言う間に過ぎていったような気がします。
最終戦が開催されるヤス・マリーナ・サーキットは、前半に2本の長いストレートがある一方、後半には多くの低速コーナーを有しているテクニカルなコースです。3戦連続で夕暮れ後のレースになりますので、ファンの皆さんには今週もカクテルライトを浴びながら火花をあげて走る美しいマシンの姿を楽しんでいただけるのではと思います。
先週のサヒールGPは、さまざまな要因で我々にとって思ったような結果が出ない悔しいレースになりましたが、気持ちを切り替えていいかたちでシーズンを締めくくることができるよう、最後までチーム、ドライバーと一丸となって最終戦に臨みます。」