ホンダとレッドブルの育成ドライバーになっている角田裕毅が、来週末のシーズン終了後に行われるF1ヤングドライバーテストに参加することが正式に発表された。
先週末のFIA F2最終戦サヒールの2レースを優勝と2位で終えて、シリーズランキング3位、ベストルーキーも獲得し、F1昇格に必要なスーパーライセンス取得の権利は自らのドライビングで手に入れており、来季はF1へのステップアップは確実とみられているが、まずはアルファタウリ・ホンダからF1ヤングドライバーテストへの参加が発表された形だ。
角田裕毅は次のようにコメントしている。
「今回、アルファタウリのマシンでヤングドライバーテストに参加できることをとても楽しみにしています。
11月のイモラ・サーキットでのテストでは、2018年型のF1マシンを使用しましたが、今回は他のチームと一緒に走る公式テストで2020年型マシンに乗ることになるので、本当に待ち遠しく感じています。
また、このテストのために準備を整えてくれたアルファタウリと、テストの機会を与えてくれたレッドブルのヘルムート・マルコ氏にはとても感謝しています。
テストではチームの指示に従ってプログラムを消化し、エンジニアに的確なフィードバックを返すことにフォーカスしていきます。もちろん、今回のセッションの中で学べることをすべて吸収し、確実に自身の成長につなげたいとも考えています。」
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