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グロージャン「人生で最も難しい決断」治療優先でF1最終戦欠場を発表。ハースでのF1キャリアを終わらせる

2020年12月06日(日)20:27 pm

先週末のF1バーレーンGPのレース中に起こった大クラッシュ・炎上の末、九死に一生を得たロマン・グロージャン(ハース)は、最終戦アブダビGP出場に意欲を見せていたが、火傷の治療に専念するためスイスに帰国することを決定したと自身のSNSで発表した。これにより、ハースでのF1キャリアは終わりを告げることになった。

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恐ろしい大クラッシュから生還したグロージャンは、F1最終戦に出場しようと痛々しい姿のまま退院してからジムに通っていたものの、準備ができていなかったと認め、無理をすると長期的な健康リスクが大きいことから復帰を断念した。

■グロージャン「人生で最も難しい決断」

グロージャンは次のようにコメントしている。

「医者と共にできる限り手を回復しようとしたけど、アブダビでレースをするというリスクは僕の回復と健康にとって大きすぎた。それで、レースをしないという決定を下したんだ。僕の人生で最も難しい決断の一つだったけど、明らかに懸命な決断だ」

「アブダビで最後のレースをすることができずにチームと一緒にいられずとても悲しいよ」

「チームが恋しいけど、変わらず彼らをサポートするよ」

「たくさんのメッセージをありがとう」

グロージャンはハースF1のプロジェクト開始当初から加入し、先週末のバーレーンGPがハースとの98回目のレースだった。

■ハースF1代表「ロマンに永遠に感謝したい」

これを受け、ハースF1代表のギュンター・シュタイナーは、「残念だが、治療に専念するのが最善だと理解している」と述べ、次のように続けた。

「ロマンはF1プロジェクトを信じてくれた。その決意と努力に疑いの余地はない。彼の信念とコミットメントに永遠に感謝したい」

「ハースF1チームの全員が、ロマンが完全に健康な状態に戻ることを願っているよ」

F1最終戦アブダビGPは、今週末と同じくピエトロ・フィッティパルディがドライブすることになる。

■「アブダビにロマンがいなくて寂しいよ」というF1からのツイートに対して「僕もアブダビだけじゃなくてF1が恋しいよ」と返した

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