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【ホンダF1】田辺TD「ラップタイムは1分を切ると予想、テンポの速い展開に」/F1サヒールGP

2020年12月04日(金)17:33 pm

F1第16戦サヒールGP(バーレーン・インターナショナル・サーキット)を前に、ホンダF1の田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のようにコメントした。

●【タイムスケジュール】F1第16戦サヒールGPGP

■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)

「今週末のサヒールGPは、先週と同じバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われますが、アウタートラックを使用することで先週とは異なるコースレイアウトでのレースになります。1周約3.5kmという短いコース距離と、ストレートが占める割合の高い特徴的なレイアウト、ラップタイムは1分を切ることが予想されており、テンポの速い展開で先週とは違ったレースの一面が楽しめると思います。

エネルギーマネージメントやPUのセッティングに関しては、今シーズンいくつも経験してきた初開催サーキットと同様のプロセスを踏んでいくことになります。特徴的なコースレイアウトを十分検討した上でシミュレーションを行っており、そこに実際の走行から得たデータを合わせて迅速に最適化を進めたいと思います。

コース距離が短いこととストレートの占める比率が高いことから、予選ではトラフィックやトウ(スリップストリーム)の観点からガレージアウトのタイミングがひとつ大きな要素になりそうです。我々としては、まずいつでも走り出せるようにPU側の準備を整えること、またチームとのコミュニケーションが重要になります。

先週末のレース結果によりアストンマーティン・レッドブル・レーシングは、今シーズンのコンストラクターズチャンピオンシップ2位のポジションを確定しました。ダブル表彰台を獲得した先週の良い流れを持続し、残りの2戦をチームとともにプッシュして戦いたいと思います。」

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