マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が、F1とNetflix(ネットフリックス)が共同制作したドキュメンタリー番組『Drive To Survive』(邦題は『Formula 1: 栄光のグランプリ』)に対して批判的なコメントを行った。
フェルスタッペンは自身のスポンサーである『G-Star RAW』(オランダのデニムブランド)に対し、最近NBAのスタープレイヤーであったマイケル・ジョーダンのドキュメンタリーを楽しんで見たとしつつ、次のように語った。
「僕はこの手のものにはあまり共感できないんだ。とりわけ、自分があまり密接に関係していない場合はね」
「それらは全てをよりよく見せることができる。実際よりももっと美しいものに見せることができるんだ」
「例えば、Drive To Surviveにはでっちあげがたくさん含まれているよ。会話なんかものすごく編集されているんだ」
「僕がエンジニアたちと話したことを取り上げることができるけれど、その中には僕がオーストラリアでシーズンが始まったときに言ったこともあれば、その後オーストリアで語ったこともあって、それらがひとつのエピソードとしてつなぎ合わされているんだ」
「彼らはそれをもっとエキサイティングなものにするために別のグランプリのときに使っているのさ」
フェルスタッペンは、実際のF1パドックの姿はドキュメンタリー番組で描かれているものとは違うと次のように付け加えている。
「みんながみんなのことを知っているし、実際のところかなり小規模なんだ。全てがあれほど魅力的ではないよ」