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アロンソの“ヤングドライバーテスト”参加にGOサインとの報道

2020年12月03日(木)18:23 pm

2021年にアルピーヌと名前が変わるルノーから3年ぶりにF1復帰を果たすことになるフェルナンド・アロンソだが、最新の報道によれば2020年F1最終戦アブダビGP(13日決勝)の翌週に行われる“ヤングドライバーテスト”への参加が認められることになりそうだ。

マクラーレンに在籍していた2018年シーズンを最後にF1から離れ、WEC(世界耐久選手権)、インディカー、ダカールラリーなどでレースを行ってきたアロンソだが、2021年にF1復帰するにあたってアブダビで行われる若手ドライバーを対象としたテストに参加したいとの希望を持っていることが伝えられていた。

だが、F1関係者の中には、たとえ2年間のブランクがあるとしても、2005年と2006年にF1チャンピオンになった実績を持つ39歳のアロンソが若手ドライバーのためのテストに参加するのはどう考えてもおかしいだろうという意見を持つものが多いのは事実だ。

だが、このほどアロンソの母国スペインのメディアが報じたところによれば、F1レースディレクターのマイケル・マシが2日(水)にバーレーンでスポーティングディレクターたちとの会合を行い、FIA(F1統括団体の国際自動車連盟)としては少なくとも昨シーズンにレースに出なかった者にはアブダビでの若手テストに参加する資格があると認めることになったと伝えたという。

伝えられるところによれば、この決定に関しては現在FIA会長を務めるジャン・トッドが直接的に介入したものと考えられている。

これに伴い、ルノーでは近いうちにアロンソがアブダビでのテストに参加することを正式に発表することになるようだ。

ヤングドライバーテストへの参加要件が明確になったこともあり、アルファロメオでは2020年にリザーブドライバーを務めていたロバート・クビサを、そしてレッドブルではセバスチャン・ブエミをこのテストに起用する可能性が高いと伝えられている。

その一方で、フェラーリも2021年にセバスチャン・ベッテルの後任としてマクラーレンから移籍してくるカルロス・サインツにできるだけ早く2020年型F1マシンでのテスト機会を与えようとFIAに要望を出す可能性があるようだ。

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