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F2ドライバーのカラム・アイロット「2021年のF1昇格がないことは2週間前に聞かされていた」

2020年12月02日(水)5:16 am

現在F2選手権ランキング2番手につけているイギリス人ドライバーのカラム・アイロットが、2021年にF1デビューする可能性が消えたことを明らかにした。

現時点でF2ランキングトップに立っているミック・シューマッハは2021年にハースからF1デビューすることはもはや公然の秘密だと言われている。

そしてランキング3番手につけているロシア人ドライバーのニキータ・マゼピンに関してはハースが12月1日(火)に2021年から複数年に及ぶ契約を結んだことを正式に発表している。

これによりハースの2021年のドライバーラインアップはシューマッハとマゼピンでほぼ確定したと考えていいだろう。

シューマッハ同様フェラーリのドライバー育成アカデミーに所属している22歳のアイロットはSNSを通じて次のように語り、自分が2021年にF1デビューするチャンスはなくなったことを明らかにしている。

「僕が2021年にF1でレースをすることはないと伝えられていたことを発表する時が来た」

「もちろん、このことに関してはすでに今から2週間ほど前に分かっていた。残念だけど、2022年にそれを実現させるためにもっと懸命に取り組むだけだ。とにかく、僕には勝ちたいと思っている選手権(F2)がある」

現時点でランキングトップに立っているシューマッハと2番手アイロットの差は14ポイントだ。アイロットは今週末にバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されるF2最終ラウンド(2レース)で逆転タイトル獲得を狙うことになる。

一方、現在F2ランキング4番手につけているフェラーリのアカデミーメンバーであるロバート・シュワルツマンも2021年にF1デビューする可能性は消えており、来年もF2参戦を継続することになると考えられている。

そして、先週末のバーレーンのレースでランキング3番手から5番手に下がってしまった日本人ドライバーの角田裕毅は2021年にアルファタウリ・ホンダからF1デビューするチャンスが残されていると考えられている。

角田としては今週末のF2ファイナルラウンドで再びランキングを上げ、来年のF1デビューを確実にしたいところだ。

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