F1第15戦バーレーンGP(バーレーン・インターナショナル・サーキット)で予選が行われ、ホンダF1が次のように振り返った。
●【予選結果】F1第15戦バーレーンGP 予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■ホンダF1:予選レポート
今日のバーレーンGPの予選で、HondaのPUを搭載した4台すべてが予選Q3への進出を果たしました。Honda勢の4台揃ってのQ3進出はエミリア・ロマーニャ以来の2戦ぶり、今季2回目となります。
昨日のFP2でのアルボンのクラッシュの後、アストンマーティン・レッドブル・レーシングは、シャシーの交換を行い、今日のセッションにマシンを間に合わせました。FP3ではアルボンが力強いペースで走り、チームメートのフェルスタッペンはトップタイムを記録。予選ではスクーデリア・アルファタウリ・ホンダの2台も競争力のあるペースで走り、Honda PUを搭載した4台は危なげなくQ1突破を果たしました。
明日のスタートタイヤを決めることになる予選Q2では、どのチームもソフトタイヤでの決勝スタートを避けるべく、ミディアムタイヤでのQ2突破を目指し、接戦を繰り広げました。レッドブル・レーシングのフェルスタッペンとアルボンはトップ5でQ3に進出し、スクーデリア・アルファタウリのクビアトとガスリーも9~10番手でQ3進出を果たしました。
Q3では、フェルスタッペンが最初のタイムアタックでトップから0.2秒差でメルセデスの2台の間に入ります。しかし、最後のタイムアタックではライバルほどタイムを伸ばせず、3番手に終わりました。フェルスタッペンは路面の汚れが少ない奇数列からスタート。予選自己ベストタイの結果だったチームメートのアルボンは、その隣の4番グリッドからレースを開始します。
トップ4以降のバトルは10番手までの7台が0.296秒の間に入る接戦になりました。僅差の戦いの中で、ガスリーが8番手、クビアトが10番手でQ3を終えています。結果としてイモラでの予選と同じく全4台がトップ10入りを果たし、明日は4台ともに戦略的に有利なミディアムタイヤでレースをスタートします。
●【ハイライト動画:予選】フェルスタッペンは3番手、王者ハミルトンが98回目のPP獲得!/F1バーレーンGP