【FP3レポート】フェルスタッペンがトップタイム！ホンダF1は全4台がトップ10／F1バーレーンGP
F1第15戦バーレーンGP（バーレーン・インターナショナル・サーキット）でフリー走行3回目が行われた。
●【FP3結果】F1第15戦バーレーンGP フリー走行3回目のタイム差、周回数
トップタイムはマックス・フェルスタッペン（レッドブル・ホンダ）、2番手はルイス・ハミルトン（メルセデス）、3番手はバルテリ・ボッタス（メルセデス）だった。
フリー走行3回目では全車がソフトタイヤで走行した。トップタイムを記録したフェルスタッペンは、ストレートでDRSが開いた際にリアウイングのフラップがパタパタと振動するトラブルが出ていたものの、1分28秒355のトップタイムを記録している。
ハミルトンは0.263秒差の2番手で終えた。終盤にはクルマに問題が出てしまったことで、ガレージ内で作業をした後に再びコースインしようとガレージを出たが、セッション終了前までにピットアウトが間に合わずにピットレーン出口からガレージへ押し戻されることになった。3番手はトップから0.366秒遅れのバルテリ・ボッタス（メルセデス）。
4番手はアレクサンダー・アルボン（レッドブル・ホンダ）。FP2では大クラッシュを演じてしまいシャシー交換をしているが、フェルスタッペンから0.663秒差までタイムを上げてきた。
5番手はカルロス・サインツ（マクラーレン）、そしてチームメートのランド・ノリス（マクラーレン）は7番手だった。6番手にはピエール・ガスリー（アルファタウリ・ホンダ）、チームメートのダニール・クビアト（アルファタウリ・ホンダ）は8番手まで順位を上げた。クビアト車は夜間もホンダPU交換作業をしたことで、夜間作業禁止ルールを破ることになったが、1シーズン中の制限を超えていないためグリッドペナルティは発生しない。
9番手はランス・ストロール（レーシングポイント）、10番手にはセルジオ・ペレス（レーシングポイント）が入った。ペレスはFP1で燃料を搭載したロングランで3番手になっているが、レースペース重視にするため予選アタックラップを犠牲にすることになると語っている。
ルノー勢は11番手にダニエル・リカルド（ルノー）、12番手にエステバン・オコン（ルノー）が入った。
現在ランキング6位のフェラーリは、セバスチャン・ベッテル（フェラーリ）が13番手、シャルル・ルクレール（フェラーリ）が15番手と苦しい戦いとなっている。コンストラクターズ・ランキング3位のレーシングポイントまで24ポイント差だが、マクラーレン、ルノーとの戦いも熾烈になっている。
アルファロメオは、アントニオ・ジョビナッツィ（アルファロメオ）が14番手、キミ・ライコネン（アルファロメオ）が19番手だった。
ハースは、ロマン・グロージャン（ハース）が17番手、ケビン・マグヌッセン（ハース）が18番手と苦しい戦いが続いている。
ウィリアムズは、ジョージ・ラッセル（ウィリアムズ）が16番手と奮闘。ニコラス・ラティフィ（ウィリアムズ）は20番手だった。ラティフィ車は昨夜チームのメカニックがオイルを燃やしてしまい、PUの燃料システムを交換している。
