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【FP1レポート】アルファタウリ・ホンダが5番手、レッドブル・ホンダは6・7番手/F1バーレーンGP

2020年11月27日(金)21:45 pm

F1第15戦バーレーンGP(バーレーン・インターナショナル・サーキット)でフリー走行1回目が行われた。天候は曇り、気温26度、路面温度27度のドライコンディションだ。

●【FP1結果】F1第15戦バーレーンGP フリー走行1回目のタイム差、周回数

トップタイムは7度目のチャンピオンを決めたばかりのルイス・ハミルトン(メルセデス)、2番手はバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3番手はセルジオ・ペレス(レーシングポイント)だった。

このセッションではピレリが2021年用のプロトタイプのタイヤを用意し、全ドライバーが最低6周走ることになっている。また、ウィリアムズはジョージ・ラッセルに代えてF2ドライバーのロイ・ニッサニーが、アルファロメオはキミ・ライコネンに代えてロバート・クビサが走行した。各チームはいくつかの新パーツをテストしている光景も見られ、すでに来年に向けて動き出している。

ハミルトンは、コース上が砂に覆われて汚れている早い段階でトップタイムを記録。その後、プロトタイプのタイヤで10周を走行後、ミディアムタイヤに交換して1分29秒033を記録した。ボッタスは同じミディアムタイヤで0.449秒遅れた。

コンストラクターズ3位争いが熾烈なレーシングポイント、マクラーレン、ルノー、フェラーリだが、このセッションでは前戦トルコGPで表彰台を獲得したレーシングポイントのペレスが勢いをキープしたまま3番手タイムを記録した。しかし、ハミルトンからは0.967秒離されている。そのトルコGPでポールポジションを獲得したチームメートのランス・ストロールは9番手だった。

4番手は来季フェラーリへ移籍するカルロス・サインツ(マクラーレン)で、ここまでがハミルトンから1秒以内だった。チームメートのランド・ノリスは18番手だった。

5番手はピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)。ガスリーは来季も残留が決まっているが、現チームメートのダニール・クビアトは17番手だった。また、来季のドライバー候補に挙がっているF2ドライバー角田裕毅はF1マシンでの300kmを走破するなど着々と準備を進めており、F2で結果を出してスーパーライセンスを獲得すればF1昇格はほぼ確実だ。クビアトは残留の可能性は「非常に低い」と述べている。

6番手はマックス・フェルスタッペン、そこから0.007秒差の7番手にはアレクサンダー・アルボンが入り、レッドブル・ホンダ勢が僅差で並んだ。フェルスタッペンは残り30分頃にターン15でスピンし、このセッションでは18周しか走行できなかった。

9番手のストロールを挟むように、8番手にはエステバン・オコン、10番手にはダニエル・リカルドのルノー勢がトップ10に入った。

昨年のバーレーンGPでポールポジションを獲得したシャルル・ルクレール(フェラーリ)は11番手、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は12番手だった。フェラーリは来季用のパーツを多くテストしていた。

13番手は、2020年はDTMでBMWを走らせていたロバート・クビサ(アルファロメオ)。キミ・ライコネンに代わってドライブしていた。チームメートのアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)は16番手だった。

14番手はロマン・グロージャン(ハース)、15番手はケビン・マグヌッセン(ハース)だった。グロージャンはターン7でコースオフし、最初のイエローフラッグを出している。どちらのドライバーも来季はインディカーへの移籍を模索している。

19番手はニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)、20番手はジョージ・ラッセルの代わりとしてFP1に登場したF2を走っているイスラエル人ドライバーのロイ・ニッサニー(ウィリアムズ)。ニッサニーは「リアウイングのパフォーマンスといくつかの開発中パーツに集中」と述べている。

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