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リオデジャネイロがF1開催に向けてサーキット建設地変更を検討

2020年11月24日(火)11:44 am

伝えられるところによれば、リオデジャネイロがF1グランプリ開催に向けて新たなサーキット建設可能地の検討に入ったようだ。

ブラジルではこれまでサンパウロにあるインテルラゴス・サーキットで長期にわたってF1が開催されてきている。

だが、しばらく前からリオデジャネイロがF1開催に興味を示しており、F1オーナーのリバティ・メディアに対して強く働きかけてきており、今年の10月初旬には両者が基本合意に達したと報じられていた。

だが、リオデジャネイロがこれまで予定していた新サーキットの建設に関しては、地域の生態系に影響を及ぼす懸念があるとして関係当局が難色を示したことが明らかとなっている。

こうしたこともあり、F1が発表した2021年の暫定カレンダーにはこれまで通りサンパウロが組み込まれている。

だが、2021年にインテルラゴス・サーキットで行われるレースはブラジルGPではなく、新たにサンパウロGPと名称が変わることになると言われている。これはつまり、F1ではブラジル国内で2つのグランプリを開催することを視野に入れているものだと考えられている。

そして、このほどリオデジャネイロの『O Globo(オ・グローボ)』紙が報じたところによれば、現地のレースプロモーターは新サーキット建設をこれまでのデオドーロ地区から別の地区に移すことを検討しているようだ。

イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』もこれに関して次のように報じている。

「レースサーキット建設可能地として5つの代替候補地があげられており、すべてリオデジャネイロ市中心部から離れた西側のエリアだ」

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