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【ホンダF1】4台とも好調。水が撒かれた午前は滑りやすく想定より15秒遅いタイムに

2020年11月14日(土)6:42 am

2011年以来の復活となるF1第14戦トルコGP(イスタンブール・パーク)の初日を終え、ホンダF1が次のように振り返った。

●【FP2結果】F1第14戦トルコGP フリー走行2回目のタイム差、周回数

■ホンダF1:初日レポート

2011年以来の開催となるトルコGPが、インタンブール・パーク・サーキットで始まりました。新しく路面舗装が施され、またFP開始前に清掃のために水が撒かれたことも影響し、特に午前は非常に滑りやすい中でのセッションになりました。

アストンマーティン・レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリ・ホンダの両チームにとって、チャレンジングなレースウイークの幕開けとなった初日は、マックス・フェルスタッペンが2つのセッションでトップタイムと、幸先の良いスタートとなりました。

フェルスタッペンが「氷の上で走っているようだ」と表現したFP1では、セッションを通して状況が改善されることはありませんでした。セッション終了時のタイムは、スリックタイヤでの走行だったのにも関わらず、レースウイーク前に想定されていたタイムより15秒もかけ離れたタイムとなりました。

■レッドブルは通算300戦目

しかしその中でもタイムシートの上位に並んだのは、セッションのトップタイムをマークしたフェルスタッペンをはじめ、Honda PUを搭載した4台のマシンでした。アレクサンダー・アルボンが続いて2番手をマークし、このトルコGPで通算300回目のGP参戦となるレッドブル・レーシングはセッションの1-2を独占しました。続いてスクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーが4番手、そしてダニール・クビアトが6番手と続く好調を見せました。

■FP2時にはコンディションが劇的に好転

FP1の走行後にラバーが乗り始めた路面は、FP2時にはコンディションが劇的に好転し、ソフトコンパウンドでの走行では約7秒近く速いタイムが計測されました。アルボンが幾度かトップタイムをマークしながら進んだFP2でしたが、最後はフェルスタッペンがFP1に続いてトップタイムをマーク。最終的にアルボンは5番手、続いてクビアト6番手、ガスリーが7番手で初日のセッションを終えました。

明日は雨の予報もあり、今朝のように再びグリップレベルが下がることも予想されています。いつもと違う状況の中で行われた練習走行の日となりましたが、得られたデータをもとにできる限りの改善を行い、土曜日に行われる予選に向けてマシンとPUの最適化を行っていきます。

●【ハイライト動画:FP2】ホンダF1好調のまま初日を終える/F1第14戦トルコGP
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●【FP1レポート】レッドブル・ホンダのフェルスタッペンが“氷上ドライブ”で最速!/F1第14戦トルコGP

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