カルロス・サインツ(マクラーレン)が、仮に同じF1マシンに乗ったとしてもルイス・ハミルトン(メルセデス)に勝てるドライバーはほとんどいないだろうと語った。
サインツの今回のコメントは、少し前にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がもしメルセデスF1マシンに乗れば現在F1で戦っているドライバーの9割が優勝することができるだろうと語ったことを受けてのものだ。
「メルセデスに乗れば現在のドライバーのうち9割がレースで勝利できるというマックスの意見には同意するよ」
「僕が言いたいのは、その9割のドライバーがメルセデスでハミルトンと戦うことになれば、20レース以上のシーズンにおいて彼に勝つことができる者はほとんどいないと断言できるということさ」
「ハミルトンは最高のマシンに乗っている。だけど、ハミルトンもF1史上トップクラスのドライバーだよ」
実際のところ、ハミルトンは今週末のF1トルコGP(15日決勝)においてミハエル・シューマッハが持つF1史上最多ドライバーズタイトル記録に並ぶ通算7度目のタイトル獲得を確定させる可能性が高くなっている。
しかし、現在のメルセデスとの契約が今季で満期を迎えるハミルトンだが、現時点ではまだ2021年以降の契約を結んでいない。
そのことについて12日(木)に質問されたハミルトンはトルコGPの舞台となるイスタンブールで次のように答えた。
「まだその質問への答えは持っていないんだ」
「だけど、僕はレースが大好きだし、挑戦することも大好きなんだ。そしてそれが近いうちに変わるとは思わないよ」