メルセデスF1チームを率いるトト・ヴォルフ(チーム代表)が、ライバルチームであるレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンを賞賛した。
「マックスはものすごくうまくやっているよ」
フェルスタッペンの母国オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』にそう語ったヴォルフは次のように続けた。
「どう言えばいいかな? 彼はクルマが持つ実際の能力以上にうまくドライビングしているんだ」
「全ての週末において、我々は同じ3人が一番前で走るのを目にしている」
現時点において、メルセデスのルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタスと常に争うことができる唯一のドライバーであるフェルスタッペンについてそう語ったヴォルフは次のように付け加えた。
「彼はどうすればくらいつくことができるかを知っているんだ」
新型コロナウイルスの影響を大きく受けてしまった2020年F1シーズンだが、すでに数字上フェルスタッペンのタイトル獲得は不可能となっている。
だが、レッドブルがホンダと最後のシーズンを迎えることになる2021年はフェルスタッペンの存在をさらに警戒する必要があるだろうと次のように付け加えた。
「ホンダはエンジンサプライヤーとしての最後の年をいい形で終えたいと思っているだろうし、一層やる気を強めてくるだろう。それはレッドブルも、そしてマックスも同じだろうことを忘れてはならないよ」