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ロマン・グロージャン「インディカーにすごく興味がある」

2020年11月03日(火)18:58 pm

ロマン・グロージャン(ハース)が、2021年にインディカーに転向する可能性があると認めた。

今季限りで2016年から所属していたハースのシートを失うことが確定したグロージャンだが、これでF1キャリアが終わりを告げることになるのはほぼ確実だと考えられている。

そのグロージャンに関しては、2021年以降はフォーミュラEやWEC(世界耐久選手権)に戦いの場を移すことになる可能性が高いようだと報じられていた。

だが、このほどグロージャンがアメリカのインディカー・シリーズも「間違いなく選択肢のひとつ」であると認めた。

以前はグロージャンはインディカーに関してはあまり前向きな発言はしていなかった。インディカーにはオーバル・サーキットでのレースもあるが、グロージャンはオーバルで走るのはあまりにも危険だと考えていたためだ。

しかし、34歳のグロージャンはオランダの『Formule 1(フォーミュレ1)』に「僕はアメリカにもいくつか接点があるんだ」と語ると、実際のところ現在のインディカーのカレンダーにはオーバル・サーキットでのレースはたった4つしかないということを知らなかったのだと明かし、次のように続けた。

「残念だよ。以前はカレンダーに目を通していなかったからね。だけど、今ではもちろんそれ(インディカー参戦)も検討しているよ」

グロージャンは、自分のインディカーに対する考え方が変わった理由のひとつは、現在インディカーにフル参戦している元F1ドライバーのマーカス・エリクソンの影響があったと認め、次のように続けた。

「彼(エリクソン)はものすごく情熱を持っているんだ」

「F1とは違い、ドライバーが大きな役割を果たしている。クルマは同じだからね。強いチームがいくつかあるのは確かだけど、誰にでもレースで勝つチャンスがある。僕も再び勝ちたいと思っているし、間違いなくインディカーに興味があるよ」

一方、グロージャン同様今年限りでハースのシートを失うケビン・マグヌッセンにもインディカー転向のうわさがある。

F1唯一のアメリカンチームに所属していたグロージャンとマグヌッセンが2人とも2021年以降アメリカで新たな挑戦を開始する可能性もありそうだ。

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