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【ホンダF1】4位入賞も2位走行中にリタイアなど残念な結果

2020年11月03日(火)5:41 am

F1史上初となる2日間開催のF1第13戦エミリア・ロマーニャGP(イモラ・サーキット)決勝レースを終え、ホンダF1が次のように振り返った。

●【決勝レース結果】F1第13戦エミリア・ロマーニャGP 決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

■ホンダF1:決勝レースレポート

イタリアのイモラ・サーキットで行われたエミリア・ロマーニャGPの決勝は、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトが4位入賞を果たしました。一方、マックス・フェルスタッペンが2位走行中にリタイアを喫するなど、その他のHondaパワーユニット勢にとっては残念な結果となりました。

予選では4台全車がトップ8に入ったHondaパワーユニット勢は、3番グリッドのフェルスタッペンが好スタートを決め、ルイス・ハミルトン(メルセデス)をかわしてバルテリ・ボッタス(メルセデス)に次ぐ2番手につけます。4番手からスタートしたピエール・ガスリーもハミルトンに並びかけましたが、前をふさがれる形となってポジションを下げ、ダニエル・リカルド(ルノー)に次ぐ5番手でレースを進めました。しかし、ガスリーはマシンに発生したラジエターのトラブルにより、レースを8周で終えることになりました。

6番手スタートのアレクサンダー・アルボンは、スタートで7番手にポジションを落としたものの、ガスリーのリタイアによって再び6番手に復帰。前を行くシャルル・ルクレール(フェラーリ)がアンダーカットを狙って早めのピットインを行い、これに反応する形で14周目にピットへ。アルボンの直後を走っていたクビアトも同様にピットインし、2人は実質6番手と7番手でコースへ復帰します。

イモラはオーバーテイクが難しいことで知られていますが、その中でもフェルスタッペンはボッタスへプレッシャーをかけ続けます。すると、43周目にボッタスがわずかにコースオフして体勢を崩し、その隙を逃さずにタンブレロで仕掛けたフェルスタッペンは、2番手にポジションアップします。

オーバーテイク後、フェルスタッペンはハミルトンに匹敵するペースを見せますが、ボッタスに前をふさがれていた間に10秒以上のリードを築かれており、ゴールまで2番手をキープするかに見えましたが、突如右リアタイヤがバーストしてリタイアとなりました。これによってセーフティカーが出動。アルボンはコース上に留まることを選択しますが、クビアトはピットインしてソフトタイヤに履き替えます。

残り6周でのリスタートとなりましたが、クビアトはソフトタイヤの利を活かして、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)とアルボンをオーバーテイク。5番手にポジションを上げます。アルボンはセーフティカー走行中にタイヤが冷えていた中で、ペレスのアタックを防ごうとしましたが、不運にもスピンを喫し、最後尾の15番手にポジションを落としてしまいます。

次戦は2週間後の11月15日(日)決勝のトルコGPが、イスタンブール・パークで開催されます。

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