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2020年F1の残り4戦が予定通り開催できるかどうかは「関係当局の判断次第」

2020年11月02日(月)18:30 pm

メルセデスF1チームCEOのトト・ヴォルフが、今後2020年の修正版F1カレンダー通りにレースが実施できるかどうかは健康関係当局の判断次第だとの見解を示した。

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メルセデスは先週末にイモラ・サーキットで開催された今季の第13戦エミリア・ロマーニャGPで2014年以来7年連続となるコンストラクターズタイトル獲得を確定させた。

もちろん、このイモラでのレースは新型コロナウイルスのパンデミックにより当初計画していたカレンダー通りにF1を開催することが不可能となったことから急遽今年に限って開催される運びとなったものだった。

その修正版2020年F1カレンダーの残りのレースは4つとなっている。第14戦ハンガリーGP(15日決勝)、第15戦バーレーンGP(29日決勝)、第16戦サヒールGP(12月6日決勝)。そして最終戦アブダビGP(12月13日決勝)だ。

だが、新型コロナウイルス感染症であるcovid-19が再びその脅威を強めている中、ヨーロッパを中心に再びロックダウンや厳しい出入国制限といった対応を強化し始めた国が増えつつある。

ヴォルフは、それでもF1はうまく対応していくことができるだろうと母国オーストリアの『Osterreich(エステルライヒ)』に次のように語った。

「我々は自分たち自身を隔離された状況に置いているし、感染数も非常に少ない。我々にはリスクはないよ」

「恐らく、我々はもっとも安全な集団じゃないかな」

とは言え、ヴォルフも実際に計画通り2020年の残りのレースを開催することができるかどうかは「健康当局の判断次第」であると認めている。

実際のところ、F1チームの多くがファクトリーを構えているイギリスでは感染者数拡大に伴い、11月5日からロックダウン措置を再導入することが決まっている。こうしたことがF1開催にも影響を与える可能性は否定できない。

ヴォルフは次のように付け加えた。

「それが我々の生命に影響を及ぼすのは確かだ。だが、我々はそれに対処する方策を見いだしていくだろう」

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