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【アルファタウリ・ホンダ】気になる角田裕毅の処遇、2021年の行き先は?

2020年11月02日(月)6:59 am

レッドブル所属ドライバー4人のうち半分は、来季の処遇が不透明だ。

エースドライバーのマックス・フェルスタッペンは、間違いなく2021年もレッドブルを率いるだろう。28日(水)にはピエール・ガスリーのアルファタウリ残留が発表された。

ところが、ガスリーのチームメイトは明らかになっていない。

ダニール・クビアトは、シートを失う公算が大きい。そこに収まるのは日本人ルーキーの角田裕毅か現レッドブルのアレックス・アルボンか、まだ決まっていないのだ。

ホンダのサポートを受ける角田は、同社がF1を撤退しても何も変わらないと次のように『as-web.jp』に話す。

「ホンダが理由で状況に変化が生じることは一切ありません」と角田。「もし変わるのなら、そもそもヘルムート・マルコは僕をレッドブルの育成プログラムに引き入れるはずがないでしょう」

角田は、力を込めて語る。「僕は世界最速のドライバーではありません。なにせマックス・フェルスタッペンがいるのですから。でも、いずれ彼を追い抜いて最高の選手になりたい」

苦戦中のアルボンがレッドブルを追われたら、角田起用の可能性は低くなるかもしれない。アルボンは2021年、アルファタウリで立ち直りのチャンスを与えられるからだ。

元レッドブルのロバート・ドーンボスは、アルボンのシート喪失は決定的とオランダのTV局『Ziggo Sport(ジゴ・スポーツ)』に、次のように話す。

「今後数日、彼(アルボン)は寝不足に陥るだろうね」「イモラ(F1エミリア・ロマーニャGP)では残留のわずかなチャンスを賭けて、よほどがんばらなければならない。私は、無理だと思うが」

アルボンに代わってレッドブルに乗りそうなのは、ニコ・ヒュルケンベルグかセルジオ・ペレスだ。

「ニコ(ヒュルケンベルグ)は速いし、賢い。それに彼は常に、自身の考えをはっきりと述べる。チームの意向でオウム返しのようにセリフを言うドライバーとはわけが違う」と独TV局『Sport1(シュポルト・アイン)』に言うのは、元F1代表のバーニー・エクレストン。

「レッドブルは彼(ヒュルケンベルグ)を採用すべきだ。彼の性格はチームにピッタリだよ。何よりも彼は、結果を出せるドライバーだ。一寸やそっとではヘコたれない。メンタルが強くないと、マックス・フェルスタッペンのチームメイトではいられないね。なにせフェルスタッペンの威力は、台風並みだから」

オランダ発の情報によると、最有力候補はセルジオ・ペレス。彼がメキシコに持つ資金源は強力なうえ、レッドブルがメキシコのエネルギー飲料市場に打って出るにも、うってつけだ。

もっとも、ヘルムート・マルコ博士は次のように話す。「F1に関係なくわれわれは、すでにメキシコと業務提携を結んでいる」

「あくまで競技面が決め手となる」とマルコは話すのだった。

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