NEXT...F1開催スケジュール

【ホンダF1】2019年メキシコGP以来となる4台トップ10入り

2020年11月01日(日)7:18 am

F1史上初となる2日間開催としてF1第13戦エミリア・ロマーニャGP(イモラ・サーキット)予選を終えて、ホンダF1が次のように振り返った。イモラ・サーキットでのF1開催は2006年以来14年ぶりとなる。

●【予選結果】2006年以来の開催!F1第13戦エミリア・ロマーニャGP 予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

■ホンダF1:予選レポート

イモラ・サーキットで開催されているF1エミリア・ロマーニャGPの初日の土曜日、Honda PUを搭載したアストンマーティン・レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリ・ホンダの4台は、1日を通して全てのセッションでトップ10入りを果たし、好調ぶりを見せました。

■唯一のフリー走行

2日開催という変則的な開催形式のエミリア・ロマーニャGPは、予選前の唯一の走行機会となる90分間のフリー走行(FP)からはじまり、チームは慌ただしく予選へ向けての準備を進めることになりました。

スクーデリア・アルファタウリが良いペースを見せたFPでは、フェルスタッペンが2番手、ガスリーは4番手、続いてクビアトが8番手、アルボンは9番手となり、Honda PUを搭載した4台全てが9番手以内という結果を納めました。

■Q1

金曜の走行がなかったため予選開始の路面はまだ十分にラバーが乗っていなかったものの、4人のドライバーは無事にQ1を突破しQ2へと進出しました。

■Q2

Q2ではフェルスタッペンが電装系パーツの交換が必要になるトラブルが発生。チームとHondaのメカニックによる素晴らしい働きにより、マシンをギリギリのところでコース上に復帰させることに成功しました。

アタックラップ1周のみのチャンスにも関わらず、フェルスタッペンはミディアムタイヤで素晴らしい走りを見せ、6番手をマークしQ3進出を叶えたと同時に、決勝はミディアムタイヤでのスタートとなりました。スピンしてしまったアルボンは、最後に残された1周のチャンスをQ3へと繋げるため、ソフトタイヤを使用し4番手をマークしました。

アルボンの1つ前のポジションでQ2を突破したガスリーも力強さを見せたセッションとなり、チームメートのクビアトも8番手でQ3進出となりました。スクーデリア・アルファタウリの2台はソフトタイヤを使用していたため、決勝はソフトタイヤでのスタートとなります。

■Q3

メルセデス勢に迫る勢いをみせたフェルスタッペンは、Q3の最後に大きくタイムアップをし、3番手グリッドを獲得しました。

同じく2列目からスタートするのはF1キャリアベストタイの素晴らしい予選結果だったガスリーで、決勝グリッド4番手を獲得することができました。予選4番手は、Hondaが2018年にトロロッソ(現スクーデリア・アルファタウリ)とのパートナーシップ締結以降での予選最高位となります。

アルボンはグリッド6番手を獲得し、僅か0.2秒に満たない差で8番手となったクビアトは、今シーズンの予選ベストリザルトを納めることができました。

4台全てがトップ10入りすることができたのは、昨シーズンのメキシコGP以来となりました。

●ピエール・ガスリー、アイルトン・セナのヘルメットカラーで出場 バイザーには「HONDA」
●【ハイライト動画:予選】フェルスタッペン3番手、セナ色ヘルメットのガスリーは4番手!ホンダF1はトップ8の半分を占める/F1第13戦エミリア・ロマーニャGP
●【ホンダF1】田辺TD「4台入賞が可能なポジション」トップ8に4台の好結果
●【レッドブル・ホンダ】フェルスタッペン、Q2でのトラブルを乗り越え「メカニックたちにまた助けられた。感謝を伝えたよ。とても誇りに思う」
●【アルファタウリ・ホンダ】ガスリーは予選4番手「F1キャリアで一番の予選アタックをすることができた」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック